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リハビリ専門職(作業療法士)の私が、肩こり、肩の痛み、腰痛、膝痛、骨盤トレーニングなど、「自分でできる」をキーワードに対策方法を伝授します。

作業療法ならではの評価!役割チェックリストの活用!

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リハビリテーション実施において、対象者が望む、必要性がある、もしくは遂行が期待されている役割を理解し、その役割を遂行するために必要な課題を理解することで、意味がり、動機づけられるリハビリテーション計画を立案できます。今回、役割チェックリストを用いた評価について、文献を参考にまとめていきたいと思います。

 目次

 作業療法ならではの評価!役割チェックリストの活用!

文献

役割の評価

作業療法士は、以下のような役割を知る必要があります。
・対象者が病気になる前にどのような役割があったか
・現在どの役割ができるか/できないか
・望む/将来しなければならない役割は何か
これを話し合うことにより、どの役割が対象者にとって重要かを決定する一助とします。

さらに、
・役割の変化が対象者や家族にどのように影響を及ぼすか
・役割の変化が対象者や家族にどのように影響する可能性があるか/影響の及ぼし方
を話し合う必要があります。

質問方法は、
「病気/障害によってどのように役割が変化しましたか」
「この変化に家族はどのようになりましたか」
「役割は変更が可能ですか」
「家族は役割を十分に行えますか」
可能であれば、家族から情報を収集する必要があります。

役割チェックリストによる評価

役割チェックリストは標準化されている評価方法です。
信頼性と妥当性が確認されています。
役割チェックリストでは、青年、成人、老年者を対象にした自己記入式の質問紙です。
第1部では過去、現在、将来の役割として10種類の中からチェックしていきます。
現在していないが、過去にしていて、将来したいような場合、「過去」「将来」両方にチェックをつけます。
第2部では、役割ごとの価値を「全く大切でない」「ある程度大切」「非常に大切」の中から価値付けを行います。
今までに経験がない役割や行なう予定のない役割であっても、各役割についてチェックをしてもらいます。
評価は10分から15分程度で実施できます。

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評価項目:
学生:パートタイムまたはフルタイムの学生として通学する
労働者:パートタイムまたはフルタイムの雇用
ボランティア:少なくとも週1回は、家族、病院、学校、地域、政治活動、その他で奉仕活動をする
介護者:少なくとも週1回は、子供、パートナー、親族、友人などの世話をする責任を持つ
家庭の維持管理者:少なくとも週1回は、例えば家の掃除や庭仕事などの家庭の維持管理に責任を持つ
友人:少なくとも週1回は、友人と時間を過ごしたり、一緒に何かをする
家族の一員:少なくとも週1回は、例えば子供、パートナー、親戚などの家族と時間を過ごしたり、一緒に何かをする
宗教活動への参加者:少なくとも週1回は、集団であるいは自己の宗教に帰す活動に関わる(礼拝式は除く)
趣味人/アマチュア:少なくとも週1回は、例えば、裁縫、楽器演奏、木工、スポーツ、演劇、クラブまたはチームへの参加などの趣味活動あるいはアマチュア活動に関わる
団体組織への参加者:少なくとも週1回は、例えば市民団体、政治団体、その他の組織の活動に関わる
その他:

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