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リハビリ専門職(作業療法士)の私が、肩こり、肩の痛み、腰痛、膝痛、骨盤トレーニングなど、「自分でできる」をキーワードに対策方法を伝授します。

肩後方の痛み(上腕三頭筋長頭・後方関節包)と股関節柔軟性低下の運動学的評価

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肩後方の痛み(上腕三頭筋長頭・後方関節包)を引きおこす原因のひとつに、股関節柔軟性低下があります。今回、肩後方の痛み(上腕三頭筋長頭・後方関節包)と股関節柔軟性低下の運動学的評価について、文献を参考にまとめていきたいと思います。

 目次

肩後方の痛み(上腕三頭筋長頭・後方関節包)と股関節柔軟性低下の運動学的評価

肩後方の痛み(上腕三頭筋長頭・後方関節包)と股関節柔軟性低下の関係性

follow through期では非投球側の股関節内転・内旋運動が重要です。
follow through期に非投球側への重心移動が不十分だと股関節内転・内旋が不十分となり、結果的に肩甲上腕関節の水平内転・内旋が増加します。
投球側股関節の可動域の低下は、follow through期の非投球側へのスムーズな重心移動をを妨げ、結果的に投球側肩後方に大きな負荷がかかり、上腕三頭筋長頭に過剰使用を招くことにつながります。

肩後方の痛みの部位同定法:上腕三頭筋長頭、後方関節包 - 自分でできる体健やかブログ

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股関節柔軟性低下の運動学的評価

①straight leg raising(SLR)angle(Lasegue角)
背臥位にて下肢伸展位で床から持ち上げ、ハムストリングスのタイトさを評価します。
70°以下の場合、股関節回旋運動が制限されるため異常と判断します。

②指床間距離
立位にて体幹前屈し、指と床の距離を計測します。
床に指がつかない場合、下半身の回旋制限に関係するため、異常と判断します。

③踵部臀部距離
腹臥位にて膝関節屈曲させ、踵部と臀部の距離を計測します。
大腿四頭筋のタイトさを評価します。踵部と臀部の距離が10㎝異以上の場合、股関節回旋異常につながるため異常と判断します。

④股関節内旋角
背臥位にて股関節内旋角度を計測し、10°前後の内旋制限がある場合、異常と判断します(日本整形外科学会・日本リハビリテーション医学会による参考可動域は45°)。

引用・参考文献