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リハビリ専門職(作業療法士)の私が、肩こり、肩の痛み、腰痛、膝痛、骨盤トレーニングなど、「自分でできる」をキーワードに対策方法を伝授します。

NPI-Qの概要と評価方法、結果の解釈

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NPI は認知症における行動・心理症状( BPSD )を測定する評価方法のひとつです。そのなかでも、NPIのアンケート版NPI-Brief Questionnaire Form(NPI-Q)の概要と評価方法、結果の解釈について、まとめていきたいと思います。

 目次

NPI-Qの概要と評価方法、結果の解釈

参考

http://www.micron-kobe.com/siteadmin/upload/20161021_1553200540.pdf

NPI-Qの概要

NPI-Q(NPIのアンケート版NPI-Brief Questionnaire Form)は、認知症者のBPSDの頻度、重症度、介護者の負担度を数量化できる評価方法です。
「妄想」「幻覚」「興奮」「うつ」「不安」「多幸」「無関心」「脱抑制」「易怒性」「異常行動」「夜間行動」「食行動」の 計12項目からなっています。
妥当性と信頼性が確認されており、認知症者の精神症状、介護者負担度の評価に有用だとされています。

 

評価方法

質問に対し、介護者に当てはまるものを選択してもらい、質問紙法にて評価を実施します。
過去1ヶ月以内に各症状が認められた場合に基準に従って評価します。
病前から認められるものが増悪せず、1ヶ月以上前にあったが、過去1ヶ月以内には認められなかた場合は、「0」となります。

「症状の重症度(本人にどれほど影響しているか)」
0:全くなし
1:軽度   症状の存在は感じられるが、はっきりとした変化ではない
2:中等度 症状ははっきりと存在するが、劇的な変化ではない
3:重度   症状は非常に著明であり、劇的な変化を認める
「この症状について介護者等が感じている負担度(介護者等にどれほど影響しているか) 」
0:全くなし
1:ごく軽度 ごく軽く負担には感じるが、処理するのに問題はない
2:軽度   それほど大きな負担ではなく、通常は大きな問題なく処理できる
3:中等度 かなり負担で、時に処理するのが難しい
4:重度   非常に負担で、処理するのが難しい
5:非常に重度あるいは極度 極度に負担で処理できない

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評価項目(一部抜粋)

http://さくらパス.com/images/guide/bpsd.pdf


1.妄想: 事実でないとわかっていることを信じ込んでいる
2.幻覚 :実際にないものが聞こえたり見えたりする
3.興奮 :介助を拒んだり、扱いにくくなるときがある
4. うつ :悲しそうであったり、落ち込んでいるように見えたり、そのように言ったりする
5.不 安:落ち着かない、息苦しさやため息、リラックスできない、過度に緊張している等の神経質さを示す
6.多幸:過度に機嫌がよかったり、幸せそうであることがある
7.無関心:自身の日常生活や、他人の活動や計画に関心がなくなってきているように見受けられる
8.脱抑制:見ず知らずの人にあたかも知人のように話しかけたり、他人の感情を傷つけることを言ったりする
9.易怒性:気難しく怒りっぽい。計画が遅れたり待たされたりすることが、我慢できなくなったりする
10.異常行動:家の周囲を歩いたり、ボタンやひもを弄んだりなど、同じ行為を繰り返すことがある。

*日本語版 NPI マニュアル・検査用紙 セットが販売されています。

結果の解釈

各項目に対し、それぞれの負担度、重症度で評価します。高得点なほど重症度、負担度が大きいことを示ます。

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