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ティンカートイテスト(TTT)による遂行機能評価と結果の解釈

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ティンカートイテスト(TTT)は、遂行機能の系統的な評価のための検査方法のひとつです。今回、ティンカートイテスト(TTT)による遂行機能評価と結果の解釈について、文献を参考にまとめていきたいと思います。

 目次

ティンカートイテスト(TTT)による遂行機能評価と結果の解釈

ティンカートイテスト(TTT)の概要

ティンカートイ®はホイール、スティック、コネクターなどの部品を用いて創作を行う子供の教育玩具です。
テストでは、決められた50ピースの部品を組み合わせて、制限時間なしで、自分で考えて好きなものを自由に作ってもらいます。
この検査は対象者をあまり選ばず実施可能で、課題の説明や操作方法も行いやすく導入しやすいものです。
得点化による遂行機能のある程度の定量化も可能です。
検査者間の得点誤差もほとんど生じないとされています。
「これであなたの作りたいと思うものを作ってくだ さい。制限時間はありません。」 と教示します。 作品完成後、検者は作られた作品が何を表しているかを尋ねます。

ティンカートイテスト(TTT)ので評価できる機能

この検査で作品を作るには、以下のような機能が必要になります。
①何を作るかの目標を決める
②計画立案(どの部品を使用するか)
③課題遂行(組み立てる)
④効果的な行動(失敗の修正能力)
が必要になります。

作品に対する評価

作品に対する評価には、使用した物品数、ふさわしい作品名の有無、可動性、対称性、立体性、作品が立つか、つなぎ方の誤りという項目に従い得点化されます。
採点表

変数           採点基準             最大得点

物品使用数  n≧20=1、≧30=2、≧40=3、=50=4    4

名称     あり=1、なし=0               1

可動性    全体=1、部分=1               2

対称性    2方向=1、4方向=2             2

立体性    3次元=1                   1

安定性    支えずに立っている=1             1

構成     なんらかの組み合わせをした=1         1

誤り     1つ以上の接続の誤り              −1

 

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結果の解釈

ティンカートイテスト(TTT)は比較的自由度の高い検査で、有効で効率的な計画立案能力や行動モニタリング能力を評価することが可能です。
最高得点は12点で、最低得点は−1点となります。
前頭葉損傷例では、使用ピースの少なさが目立ち、画一的で面白みに欠け、一方で構成はきちんとしているようなパターンが観察されます。
どのような過程を経て作品完成に至ったかによって得点は異なり、それを質的に分析することも大切になります。

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参考文献など