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リハビリ専門職(作業療法士)の私が、肩こり、肩の痛み、腰痛、膝痛、骨盤トレーニングなど、「自分でできる」をキーワードに対策方法を伝授します。

N式老年者用日常生活活動動作能力評価(N-ADL)の概要と結果の解釈

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N式老年者用日常生活活動動作能力評価(N-ADL)は、認知症の方のADL能力を評価するツールのひとつです(認知症だけに用いるものではないことに注意)。今回N式老年者用日常生活活動動作能力評価(N-ADL)の概要と結果の解釈について、文献を参考にまとめていきたいと思います。

 目次

N式老年者用日常生活活動動作能力評価(N-ADL)の概要と結果の解釈

参考文献

N式老年者用日常生活活動動作能力評価(N-ADL)の概要

N-ADLは歩行・起座、生活圏、着脱衣・入浴、摂食、排泄の5項目の自立度に対して、7段階の評価尺度を用いて重症度分類を行うものです。
「しているADL」の観察を基本に行います。
NMスケールとの併用により、日常生活っでの能力の総合評価が可能になります。

 

評価の内容

 

0点

1点

3点

5点

7点

9点

10点

歩行・起座

寝たきり(座位不能)

寝たきり(座位可能)

寝たり、起きたり、手押し車などの支えがいる

つたい歩き

階段昇降不能

杖歩行

階段昇降困難

短時間の独歩可能

正常

生活圏

寝床上(寝たきり)

寝床周辺

室内

屋内

屋外

近隣

正常

着脱衣

入浴

全面介助

特殊浴槽入浴

ほぼ全面介助(指示に多少従える)

全面介助入浴

着衣困難、脱衣も部分介助要する

入浴も部分介助を多く要する

脱衣可能、着衣は部分介助を要する

自分で部分的に洗える

遅くて、ときに不正確

頭髪・足など洗えない

ほぼ自立、やや遅い

体は洗えるが洗髪に介助を要する

正常

摂食

経口摂取不能

経口全面介助

介助を多く要する(途中でやめる、全部細かく刻む必要あり)

部分介助を要する(食べにくいものをきざむ必要あり)

配膳を整えてもらうとほぼ自立

ほぼ自立

正常

排泄

常時、大小便失禁(尿意・便意が認められない)

常時、大小便失禁(尿意・便意があり、失禁後不快感を示す)

失禁することが多い(尿意・便意を伝えること可能、常時おむつ)

ときどき失禁する(気をくばって介助すれば、ほとんど失禁しない)

ポータブルトイレ・しびん使用、後始末不十分

トイレで可能、後始末は不十分なことがある

正常

 

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結果の解釈

それぞれの自立度について、重症度分類が行われます。

10点

正常

自立して日常生活が営める

9点

境界

自立して日常生活を営むことが困難になりはじめた状態

7点

軽度

日常生活に軽度の介助または観察を要する

5点・3点

中等度

日常生活に部分介助を要する

1点・0点

重度

全面介助を要する(0点は活動性や反応性が全く失われた最重度の状態)

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