自分でできる体健やかブログ

リハビリ専門職(作業療法士)の私が、肩こり、肩の痛み、腰痛、膝痛、骨盤トレーニングなど、「自分でできる」をキーワードに対策方法を伝授します。

自分でできる首の痛み解消法!頚長筋のほぐし方、緩め方!

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頚長筋は首の前面の痛みに関与し、特にむちうち損傷での頸部痛においての隠れ原因となることが多くあります。今回、頚長筋のほぐし方、ゆるめ方について、文献を参考にしながらまとめていきたいと思います。

 目次

自分でできる首の痛み解消法!頚長筋のほぐし方、緩め方!

頚長筋とは

頚長筋は気管にそうように両側に位置しており、頚椎の前面にあります。
頚長筋は3つの部位に分かれ、起始は上斜部では、第3〜5頚椎の脊椎横突起の前結節、下斜部では第1〜3胸椎の椎体前部、垂直部では第5〜7頚椎、第1〜3胸椎の椎体前外側部となります。
停止は上斜部では、第1頚椎(環椎)の前結節、下斜部では第5〜6頚椎の椎体横突起の前結節、垂直部では、第2〜4頚椎の椎体前部となります。
頚長筋の作用は頚椎の屈曲、または側屈です。

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出典:痛みの臨床に役立つ手技療法 ASTR

頚長筋の探し方、触り方

頚長筋は深部にある筋肉で、直接触ることはできません。
しかし、その位置と走行から頚椎を刺激することにより間接的に影響を与えることは可能だと思われます。
気管(喉頭軟骨)と胸鎖乳突筋の間に指先を差し込み、頚椎を押すように刺激します。このとき、指に拍動を感じたら(外側の内頚動脈)圧迫しないように注意します。

頚長筋が緊張したときの症状

頚長筋にトリガーポイントがあると、頸部前面の痛みや咽頭痛を生じさせます。
話したり歌ったりするときの痛みにも関連しています。

頚長筋が緊張する原因

頚長筋が緊張する原因としては、むちうち損傷が挙げられます。
むちうち損傷では頚長筋の筋緊張亢進、または筋力低下が見られることがあります。
確認方法としては、背臥位で「頭部を持ち上げて」と指示すると、顎を引かずに、顎を突き出すように動かそうとすることが確認できます。
このような場合には、頚長筋の処置をした後に、頚椎の側屈を伴う屈曲運動で頚長筋の筋力増強を行う必要があります。

頚長筋のほぐし方、ゆるめ方

①頚椎を軽度屈曲させ、頚長筋の起始と停止を近づけます。
②頚長筋に押圧を加え、頭側へ引き寄せ保持します。

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③頚椎伸展と、押圧を加えている側とは反対方向へ頚椎を側屈します。
*指先に頚動脈の拍動を感じた場合には、少し指をずらしていきます。

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参考文献