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自分でできる体健やかブログ

リハビリ専門職(作業療法士)の私が、肩こり、肩の痛み、腰痛、膝痛、骨盤トレーニングなど、「自分でできる」をキーワードに対策方法を伝授します。

薬物依存症が原因となる身体疾患・後遺症とその症状

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薬物は身体にとって異物であり、特に違法薬物は摂取方法により意識障害、嘔吐、痙攣、呼吸困難などの命を脅かす危険な身体症状がみられることがあります。乱用を繰り返していると、短い期間で身体に悪影響を及ぼすこともあり、危険な状態が引き起こされやすくなります。やめることで症状は軽減されますが、なかには不可逆性のものもあります。今回、薬物依存が原因となる身体疾患・後遺症とその症状について、文献を参考にまとめていきたいと思います。

 目次

薬物依存症が原因となる身体疾患・後遺症とその症状

神経系

薬物が中枢神経に作用し、意識障害、幻覚、妄想を引き起こすことがあります。

呼吸器系

気管支や肺の疾患にかかりやすく、急性症状としては呼吸困難が見られることがあります。

肝臓・腎臓

血尿や蛋白尿となります。

循環器系

循環器障害として、不整脈などが見られることがあります。

生殖器

生殖能力の低下や生理不順の原因となることがあります。

多発性神経炎

末梢神経障害により、筋力低下、知覚障害、しびれなどを生じさせます。

心臓血管

大量の薬物摂取によりショック状態を引き起こすことがあります。

体重減少

食欲の抑制により体重低下が起こります。拒食症を合併することもあります。

脳萎縮、脳波異常

薬物により脳萎縮や脳波異常が見られ、認知症に似た症状を呈することがあります。一度萎縮した脳細胞は元に戻ることはありません。

歯が抜けることがあり、義歯を必要とする場合があります。

視神経

視力低下や視神経の障害が起こります。薬物乱用を中止すると回復しますが、なかには回復せず失明することもあります。

急性症状が介入のチャンス

介入のきっかけ

薬物依存では行為がやめられなくなっている状態であり、前途の症状に対応しながら、後遺症持ちながら生きていくことを支援していく必要があります。
薬物依存ではやめた後の苦しさや痛みなど長く続くため、介入は早ければ早いほど良いといえます。
薬物では急性症状が起こることがあり、そこに関わる機会が介入のチャンスとなります。その際には本人や家族に薬物に関する相談や治療について説明し、理解を促していくことが重要になります。
関わりの場としては、一般救急や精神科救急、学校の保健室、スクールカウンセラーなどの援助職、青少年相談センターなどがあります。

参考文献