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自分でできる体健やかブログ

リハビリ専門職(作業療法士)の私が、肩こり、肩の痛み、腰痛、膝痛、骨盤トレーニングなど、「自分でできる」をキーワードに対策方法を伝授します。

自分でできる足の痛み解消法!長趾伸筋と長母趾伸筋のほぐし方、緩め方!

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長趾伸筋、長母趾伸筋は足の甲の痛みに関連する筋肉で、足関節捻挫後の痛みにも関連しています。今回長趾伸筋、長母趾伸筋のほぐし方・緩め方について紹介していきたいと思います。

 目次

自分でできる足の痛み解消法!長趾伸筋と長母趾伸筋のほぐし方、緩め方!

長趾伸筋と長母趾伸筋とは

長趾伸筋は前脛骨筋の外側に位置し、脛骨の上端から起始し、腓骨の全長にわたって走行しています。そこから4本の腱により2〜4足趾の末節骨に停止しています。

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出典:痛みの臨床に役立つ手技療法 ASTR

長母趾伸筋は腓骨の中心部から起始し、母趾の末節骨に停止しています。

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出典:痛みの臨床に役立つ手技療法 ASTR

長趾・長母趾伸筋は足趾を伸展する作用があります。
長母趾伸筋は足関節の内返しに作用し、長趾伸筋は足関節の外返しに作用します。
これら3つの動き(足趾伸展、足関節内・外返し)により地面に接地する際の調整を行い、バランス保持に役立っています。

長趾伸筋、長母趾伸筋の探し方、触れ方

どちらの筋も前脛骨筋に覆われて隠れています。
長趾伸筋のトリガーポイントは、前脛骨筋のトリガーポイントよりも2㎝程度外側(下腿前面と側面の間)にあります。
足関節の背屈をせず(むしろ底屈させて)、足趾伸展させることにより触知します。
長母趾伸筋のトリガーポイントは脛骨の外側で膝と足首の間に位置します。母趾の伸展により前脛骨筋腱と長趾伸筋腱の間に腱が位置します。

長趾伸筋、長母趾伸筋が緊張した時の症状

長趾伸筋のトリガーポイントは、足の甲の痛みを生じさせ、母趾以外のつま先や、足首前面にも関連痛を送ります。関連痛は前脛骨筋、第三腓骨筋、短趾伸筋、骨間筋と重なるため、どの筋が原因かをチェックする必要があります。
長趾伸筋の緊張により深腓骨神経の圧迫が生じることがあります。これにより母趾と第2趾の根元が麻痺することもあります。長趾伸筋のトリガーポイントで筋力低下が起こり、足関節背屈が困難になることがあります。

長母趾伸筋のトリガーポイントは主に母趾の痛みを生じさせ、足首の前面にも痛みを送ることもあり、骨が痛むような感覚を覚えることがあります。

これらの伸筋の慢性的な短縮は、ハンマートゥやかぎ爪趾の原因となります。この状態を放置すると足の変形を招き、伸筋の短縮を改善しないと夜間の痙攣が起こりやすくなります。

長趾伸筋、長母趾伸筋が緊張する原因

長指伸筋と長拇指伸筋が緊張する原因として、足をぶつけたり、ボールを蹴る動作で一時的な負荷がかかることが挙げられます。
また、自動車運転でアクセルブレーキを踏みかえの頻度が多くなると、過度の負担がかかりやすくなります。自転車のペダルを漕ぐことも同様です。
階段の昇り動作でも緊張しますが、これは段に対してつま先を背屈する必要があるためです。
骨折後のギプス固定でも足指を動かす機会が減少し、トリガーポイントが形成されることがあります。

ほぐし方、緩め方

長趾伸筋
①足関節と拇趾を伸展させ、長趾伸筋の起始と停止を近づけます。
②長趾伸筋に押圧を加え、頭側へ引き寄せ保持します。

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③足関節と拇趾を屈曲させ、長趾伸筋をストレッチします。

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長拇趾伸筋
①足関節と拇趾を伸展させ、長趾伸筋の起始と停止を近づけます。
②長趾伸筋に押圧を加え、頭側へ引き寄せ保持します。

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③足関節と拇趾を屈曲させ、長趾伸筋をストレッチします。

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参考文献