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自分でできる下肢の痛み解消法!長腓骨筋のほぐし方、緩め方!

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下腿の外側には3つの腓骨筋があります。腓骨筋にトリガーポイントがあると、足関節外側の痛みに大きな関わりがあります。今回、長腓骨筋のほぐし方、緩め方を紹介していきます。

 目次

自分でできる下肢の痛み解消法!長腓骨筋のほぐし方、緩め方!

引用・参考文献

長腓骨筋とは

長腓骨筋は、腓骨の頭頂部から骨幹部の上2/3に付着しており、腱部は外果の外側を通り、足の裏を対角に横切り第一楔状骨、第一中足骨底部に付着します。
このような筋の走行から足関節の底屈や外がえしの作用があります。

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出典:痛みの臨床に役立つ手技療法 ASTR

 

長腓骨筋の触れ方、触り方

長腓骨筋のトリガーポイントは、腓骨頭のすぐ下にあり、足趾の伸展を伴う外がえしを行うと長腓骨筋の収縮が確認できます。

長腓骨筋が緊張したときの症状

長腓骨筋にトリガーポイントがあると、足首の外側に痛みを生じさせます。
痛みは特に外果の上部と下部に集中します。また下腿外側中部から足の外側に沿って痛みが生じることもあります。
長腓骨筋のトリガーポイントは足関節周囲の筋力低下を招き、長腓骨筋の短縮による神経のインピンジメントでは下腿から足の甲にかけての痺れ感を生じさせます。
椎間板ヘルニアによる神経圧迫でも下肢の筋力低下が起こりますが、その前に腓骨筋のトリガーポイントを調整することも必要です(同時に問題が存在するケースもあり)。
足関節の内返しを伴う捻挫では、腓骨筋は著しく伸長されます。このときの腓骨筋での反応は自己防衛のために短縮しますが、その際トリガーポイントが生じやすくなります。
トリガーポイントにより足首が動かしにくくなると、足首の不安定さが増し捻挫が再発し、骨折しやすくなります。

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長腓骨筋が緊張する原因

歩行、走行、段差を昇るような動作は長腓骨筋にトリガーポイントを形成する要因となります。
脚長差、扁平足などでは長腓骨筋にさらに負担がかかりやすくなります。
寝る姿勢で足のつま先が伸びきっていると、筋が長時間の短縮状態となり、負担がかかります。
女性ではハイヒールを履くと、下腿前面筋は常に短縮し、そのバランスをとるために長腓骨筋も収縮し続ける必要があります。
治療用弾性ストッキングや足首を締め付けるようなきつい靴下は腓骨筋を圧迫することになります。また足を組んで座る姿勢は、腓骨神経や血管、腓骨筋を圧迫し負担をかけることにつながります。

ほぐし方、緩め方

①足関節を外がえしします。
②長腓骨筋に押圧を加え、頭側へ引いて保持します。

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③足関節を内がえしします。

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長(短)腓骨筋と歩行の関係

長腓骨筋、短腓骨筋は足の外側縦アーチの形成に関わっています。

長・短腓骨筋に筋力低下があると、体重がかかる瞬間に足関節が固定されず、重心が外方にずれやすくなる。こういうケースでは、第5中足骨頭部にべんち(胼胝:たこ)を形成していることも多い。接地時の足関節が不安定になるので、捻挫も生じやすい。

痛みの臨床に役立つ手技療法 ASTR P170

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