自分でできる体健やかブログ

リハビリ専門職(作業療法士)の私が、肩こり、肩の痛み、腰痛、膝痛、骨盤トレーニングなど、「自分でできる」をキーワードに対策方法を伝授します。

自分でできるふくらはぎ、踵の痛み解消法!後脛骨筋のほぐし方、緩め方!

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今回は、ふくらはぎ(主にアキレス腱部)の痛みに関わり、足関節捻挫の治療ポイントにもなる後脛骨筋のほぐし方、緩め方について紹介していきたいと思います。

 目次

自分でできるふくらはぎ、踵の痛み解消法!後脛骨筋のほぐし方、緩め方!

後脛骨筋とは

後脛骨筋はヒラメ筋の下に位置し脛骨・腓骨、その間にある骨間膜に付着しています。
なお、ヒラメ筋は下半分は皮膚のすぐ下にあり、上半分は腓腹筋に覆われています。
後脛骨筋腱は内果の後方を走行しており、足中央の幾つかの骨(舟状骨、全楔状骨、立法骨、第二~第五中足骨)に付着しています。
後脛骨筋は足関節の底屈を補助し、足のアーチの維持や足の体重の圧を外側に適正にかける働きもあります。

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出典:痛みの臨床に役立つ手技療法 ASTR

後脛骨筋の触れ方、触り方

単独収縮で後脛骨筋を触れることは困難です。それはどのように動かしてもふくらはぎの筋肉は同時に収縮が起こるためです。
そのため、後脛骨筋の筋硬結部(トリガーポイント)を探すには腓腹筋の2つの筋頭の間の縦のライン沿いに、圧痛がないかを調べていきます。このとき、脛骨の後面の内側からアプローチするとこの後のストレッチが行いやすくなります。

後脛骨筋が緊張したときの症状

後脛骨筋にトリガーポイントがあると、主にアキレス腱の痛みを生じさせます。この痛みは特に歩行や走行時に強く見られ、痛みがふくらはぎや踵、足底にまで生じることもあります。
後脛骨筋のトリガーポイントは、アキレス腱炎と誤診されることがありますが、まずはそのトリガーポイントを緩めることにより痛みが消失するかを見ることが大切になります。
トリガーポイントが原因で後脛骨筋の筋力低下が起こると、膝が内側に入り、アーチの部分が落ちたように見えることがあります。

後脛骨筋が緊張する原因

後脛骨筋が緊張する原因として、凸凹道の歩行や走行で大きな負荷がかかることがあります。
靴が足に合わないことも後脛骨筋を緊張させることにつながることがあります。
足関節の内返しを伴う捻挫を繰り返していると、後脛骨筋にトリガーポイントを生じさせることがあります。

 内がえし捻挫の治療では、前距腓靭帯を中心とした外果周囲に関心が向きがちであるが、受傷時には後脛骨筋は急激に収縮し、受傷後は外果への負荷を軽減するために後脛骨筋を収縮させて歩くことが多い。後脛骨筋の短縮がそのまま残ると、回復後も足関節外がえし動作が制限を受け、捻挫の起こりやすい足関節となってしまう。

痛みの臨床に役立つ手技療法 ASTR P168

ほぐし方、緩め方

①足関節が軽く底屈した状態にします。
②後脛骨筋に押圧を加え、頭側へ引いて保持します。
自分で押圧をしやすい手の用い方を色々と試してみてください。

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③足関節を背屈させます。

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引用・参考文献