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リハビリ専門職(作業療法士)の私が、肩こり、肩の痛み、腰痛、膝痛、骨盤トレーニングなど、「自分でできる」をキーワードに対策方法を伝授します。

自分でできる足の痛み解消法!前脛骨筋のほぐし方、緩め方!

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 今回は、下腿前面から足背、足首に痛みを生じさせる前脛骨筋のほぐし方、緩め方を紹介していきます。

 目次

自分でできる足の痛み解消法!前脛骨筋のほぐし方、緩め方!

参考文献

前脛骨筋とは

前脛骨筋は脛骨の外側から起始し、脛骨上部から前面にかけて付着しています。腱部は長く、足底の内側楔状骨、第1中足骨(基底部)に停止します。
前脛骨筋の走行から、足関節背屈や内返し地面から親指(足底の内側)を離すの作用があります。
動作としては歩行での下肢の振り出しや着地に関与したり、バランス保持に働きます。

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出典:誰でもできるトリガーポイントの探し方・治し方

 

前脛骨筋の探し方、触れ方

前脛骨筋は脛骨の外側に位置しており、足の背屈(地面からつま先を離す)で筋の収縮を触知することが可能です。
また、足関節内反(地面から親指(足底の内側)を離す)することでも収縮を触知できます。

前脛骨筋が緊張した時の症状(トリガーポインント)

前脛骨筋のトリガーポイントは、足の親指の背面と内側、足首の前側に痛みを生じさせます。また歩行中に痛みが悪化し、脛骨に沿った前脛骨筋にまで痛みが拡大することもあります。
足の親指の痛みは痛風と誤診されることも多くあり、これは痛みが関節部から生じるように感じるためです。前脛骨筋に加え、長母趾伸筋のトリガーポイントの関連痛は、母趾と第一中足骨に発生します。
前脛骨筋にトリガーポイントがあると、筋力低下を招き、結果として転倒やバランス不良の原因となることがあります。
前脛骨筋の筋力低下があると歩く際につま先が下がったままとなり、地面につまづいたりつま先をひっかけたり、階段を昇る際につま先がひっかけたりする可能性があり危険です。これは高齢者によく見られることですが、年齢問わずこのような症状が見られる場合、前脛骨筋など下腿前面の筋をチェックするとよいです。
足首前面、足の甲、足趾の痛みの原因を評価するには、前脛骨筋の他に第三腓骨筋、長趾伸筋、長母趾伸筋、短趾伸筋、短母趾伸筋をチェックする必要があります。

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前脛骨筋が緊張する原因

前脛骨筋は歩行や走行、階段昇降などで過度に負担がかかってしまうことがあります。
凸凹道は前脛骨筋へ負担をかけやすい環境であり、他の下腿に関する筋全てに負担がかかります。
自動車運転で、長時間アクセルを踏みっぱなしにする運転では特に前脛骨筋に負担をかける動作です。
腓腹筋にトリガーポイントがあると、下腿前面筋を必要以上に緊張させて(働かせて)しまうことがあり、易疲労性を生じさせます。一方、下腿前面筋のトリガーポイントが下腿後面の筋に影響することもあり、過剰な負荷を長時間続けることは両方の部位へ悪影響が出ることがあります。これにより、筋の損傷や脛骨の疲労骨折の原因となることがあります。

ほぐし方、緩め方

前脛骨筋のトリガーポイントは膝下約1/3に生じ、筋の深い位置に発生することもあります。

①足関節背屈内反(地面から親指(足底の内側)を離す)させ、前脛骨筋の起始と停止を近づけます。
②前脛骨筋に押圧を加え、上(頭部)方向へ引いて保持します。

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③足関節底屈外反(地面から小指(足底の外側)を離す)させ、前脛骨筋の起始と停止を遠ざけ、ストレッチさせます。

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