自分でできる体健やかブログ

リハビリ専門職(作業療法士)の私が、肩こり、肩の痛み、腰痛、膝痛、骨盤トレーニングなど、「自分でできる」をキーワードに対策方法を伝授します。

自分でできる膝の痛み解消法!外側広筋のほぐし方、緩め方!

【スポンサーリンク】

今回は膝の痛みに関係する外側広筋のほぐし方、緩め方について紹介していきます。

 目次

外側広筋のほぐし方、緩め方

外側広筋とは

外側広筋は大腿骨の外側全体を覆うように位置しており、共同腱となって膝蓋骨と脛骨に停止します。外側広筋は大腿四頭筋の中でも最大の大きさを持っています。
その作用は膝関節の伸展で、若干ではありますが下腿を内旋させます。

f:id:happyhealth:20161105145159j:plain

(出典:痛みの臨床に役立つ手技療法ASTR)

外側広筋の探し方、触れ方

外側広筋は大腿前面外側に走行しています。
ます椅子に座り、下肢を床につけます。そこから膝関節を伸展させることで大腿四頭筋が収縮するのがわかります。その中でも外側広筋は、膝蓋骨の上部の角の外側に付着しているので、その部分を触れると外側広筋の収縮を感じることができます。
別法としては、下腿を若干内旋させた状態で膝を伸展させると外側広筋の収縮がさらにわかりやすくなります。

外側広筋が緊張した時の症状

外側広筋が過緊張状態あるいは筋に硬さがあると、股関節と大腿部外側面に痛みを生じます。外側広筋の後部にある筋硬結は大腿、膝関節後面に痛みを引き起こします。
外側広筋の影響によって、子供や乳児の大腿部と股関節痛を引き起こすこと可能性があります。子供や乳児は元気良く遊びますが、その分下肢筋肉を過剰使用していることもあり、注意が必要です。成長に伴う痛みは多くの場合筋膜によるものが多いとも言われています。
外側広筋は大腿の外側についているため、過緊張状態にある場合、横になると痛みや不快感が増悪する場合があります。
外側広筋の過剰緊張は膝蓋骨を外側に引く張力を生じさせ、膝関節のスムーズな動きを妨げることにつながり、その結果関節可動域を制限します。膝の屈曲制限では膝蓋骨のすぐ上の部分もしくは外側の筋硬結によるものも多いです。
膝蓋骨の安定した位置には内側広筋と外側広筋の筋緊張、筋力のバランスが重要になるため、膝関節の関節可動域制限を考えていく上で重要になります。

外側広筋が緊張する原因

外側広筋が緊張する原因としては、しゃがみ込みからの立ち上がりなど、下肢を過剰に使用する動作が挙げられます。また下肢を伸ばしたままにしていることも、外側広筋にストレスをかける要因となりえます。
スポーツ前後のセルフマッサージなど予防的に対処する考えは重要になります。

ほぐし方、緩め方

①椅子に座り、膝を伸ばします。

②外側広筋に押圧を加え、頭側へ引き寄せ保持します。

f:id:happyhealth:20161105145345j:plain

③膝を曲げます。

f:id:happyhealth:20161105145404j:plain

注意点

腸脛靱帯との鑑別は困難なため、外側広筋、腸脛骨靱帯の両者を同時にストレッチすると考えます。

関連記事

自分でできる膝の痛み解消法!内側広筋のほぐし方、緩め方! - 自分でできる体健やかブログ

自分でできる膝の痛み解消法!大腿直筋のほぐし方、緩め方! - 自分でできる体健やかブログ

自分でできる膝の痛み解消法!中間広筋のほぐし方、緩め方! - 自分でできる体健やかブログ

参考文献