読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

自分でできる体健やかブログ

リハビリ専門職(作業療法士)の私が、肩こり、肩の痛み、腰痛、膝痛、骨盤トレーニングなど、「自分でできる」をキーワードに対策方法を伝授します。

自分でできる股関節の痛み解消法!大腿筋膜張筋のほぐし方、緩め方!

【スポンサーリンク】

今回は股関節の痛みに関係する大腿筋膜張筋のほぐし方、緩め方について紹介します。

 目次

大腿筋膜張筋のほぐし方、緩め方

大腿筋膜張筋とは

大腿筋膜張筋は上前腸骨棘から始まり、大転子の下方で脛骨外側顆に付着する腸脛靭帯で終わります。その作用は股関節の屈曲、膝関節の伸展です。大腿を前方や側方に上げ、股関節の内旋に関与します。歩行中や走行中の骨盤から股関節、膝関節が安定するように働きます。スポーツ選手ではこの筋肉の発達が著しく、腹筋運動にも大腿筋膜張筋の働きが必要になります。
大腿の外側には幅広い大腿筋膜があり、大腿筋膜張筋はその筋膜を緊張させています。大腿筋膜とその厚い腱の中心は腸脛靭帯と呼ばれており、大腿筋膜張筋、大殿筋からの力を伝達する役割があります。

f:id:happyhealth:20161003222140j:plain

(出典:痛みの臨床に役立つ手技療法ASTR)

大腿筋膜張筋の探し方、触れ方

大腿筋膜張筋の単独収縮を触れるには、まず股関節の外側にある大転子を見つけます。大転子の前部に指を置き、そのまま左右に体重移動させると収縮を確認することが可能です。また股関節を内旋させることでも同部位に収縮を確認することができます。

大腿筋膜張筋が緊張した時の症状

大腿筋膜張筋が過緊張、また硬さがあると、大転子の前面の股関節に痛みを生じさせます。痛みの原因となる筋肉の硬さができやすい場所は2つあり、一つは上前腸骨棘のすぐ下、もう一つは上前腸骨棘の2〜3㎝ほど外側になります。時には大腿外側から膝にかけて痛みが放散することもあります。また股関節の後面、坐骨の外側から大転子間に痛みを生じることもあります。
大腿筋膜張筋が短縮すると、股関節の伸展が困難になります。股関節の動きが制限されるため、歩行速がゆっっくりとなったり、股関節、膝関節の両方を屈曲位として立位をとることもあります。また骨盤を前傾させ腰部脊柱の過度の前弯を引き起こすこともあります。

大腿筋膜張筋が緊張する原因

大腿筋膜張筋が緊張する原因としては、長時間の座位により筋が短縮位を長時間とることが考えられます。また睡眠中に膝関節を屈曲位に保ったままでいることもストレスをかける姿勢です。靴の底が摩耗していることも大腿筋膜張筋はストレスを受けます。
足に体重をかけている時には大腿筋膜張筋は常に収縮しているため、重い荷物を持ち歩くことは過負荷になりやすいです。
予防としては長時間の座位をとること避けたり、筋になんらかの症状を感じた場合にはストレッチを行うなどの対策が必要になります。

ほぐし方、緩め方

①仰向けで寝て、股関節を屈曲し、対側の下肢と交差させ、内旋する

②大腿筋膜張筋に押圧を加え、頭側に引き寄せ保持する

f:id:happyhealth:20161003222231j:plain

③下肢を外旋する

f:id:happyhealth:20161003222255j:plain

参考文献