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自分でできる体健やかブログ

リハビリ専門職(作業療法士)の私が、肩こり、肩の痛み、腰痛、膝痛、骨盤トレーニングなど、「自分でできる」をキーワードに対策方法を伝授します。

自分でできる股関節の痛み解消法!腸腰筋のほぐし方、緩め方!

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今回は、股関節から腰にかけての痛みに関連する腸腰筋についてのほぐし方、緩め方を紹介していきます。

目次

腸腰筋のほぐし方、緩め方

腸腰筋とは

腸腰筋は腰椎と大腿骨についている筋肉群です。腸骨筋と大腰筋の2つの筋肉から成ります。腸腰筋は内臓と脊椎の間に位置しており、体の深部に位置しています。
その働きは股関節の屈曲が主で、他には腰椎のS字カーブを保つ働きもあります。
腸骨筋は腸骨窩と下前腸骨棘から始まり、大腰筋と合流して腸腰筋となります。腸骨筋の筋線維は大腰筋の線維の前方で小転子を越えて下方で終わります。
大腰筋は浅部と深部に分けられ、浅部は第12胸椎と第1~4腰椎から起こり、深部は第1~5腰椎から起始し、腸骨筋と合流し腸腰筋となり小転子で終わります。

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(出典:痛みの臨床に役立つ手技療法ASTR)

腸腰筋の探し方、触れ方

腸腰筋に一番触れやすい部分は、股関節の付け根になります。股関節を屈曲し、膝を立てた状態で股関節の付け根に対して指を立てながら差し入れると腸腰筋に触れることができます。付け根付近を指で押さえながら、圧痛点を探していきます。

腸腰筋が緊張した時の症状

腸腰筋が過緊張状態になると、股関節〜大腿前面に痛みを生じやすくなります。また筋肉の過剰緊張により股関節の伸展制限を生じることもあります。

腸腰筋が緊張する原因

腸腰筋が過剰緊張になってしまう原因としては、長時間の座位(椅子に座る姿勢)をとる方は注意が必要です。椅子に座る姿勢は股関節が約90°屈曲していることが多く、腸腰筋が縮まっている位置を長時間とることになり、過剰緊張を生じやすくなります。対策としては、ある程度の時間が経てば立位姿勢になったり、股関節伸展運動やストレッチをすることで腸腰筋の過緊張状態を解放することが必要になります。

ほぐし方、緩め方

腸腰筋の場合
①仰向けに寝て、股関節を屈曲させます。

腸腰筋に押圧を加えます。

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③股関節を外転させます。

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別法

腸腰筋の股関節の付け根にある部分に対して行うものになります。
腸腰筋に対して指を立てて差し入れるように触れます。

②指をナイフに見立て、股関節の付け根部分をナイフで切っていくように指を動かしていきます。

注意点

股関節の付け根(鼠蹊部)付近には筋肉よりも浅い層に筋膜(スカルパ筋膜)があります。この組織に過緊張や短縮が生じても股関節伸展の可動域制限が生じることがあります。そのような場合は浅い組織に対して施術を行い、その後に腸腰筋に対して施術を行うとよいです。

腸腰筋とトリガーポイントに関する記事

happyhealth.hatenablog.com

参考文献