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自分でできる体健やかブログ

リハビリ専門職(作業療法士)の私が、肩こり、肩の痛み、腰痛、膝痛、骨盤トレーニングなど、「自分でできる」をキーワードに対策方法を伝授します。

自分でできる顎の痛み解消法!顎二腹筋のほぐし方、緩め方!

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今回は顎の痛みやむち打ち症、また顎関節症にも関与する顎二腹筋のほぐし方、緩めかを紹介していきます。

 目次

顎二腹筋のほぐし方、緩め方

顎二腹筋とは

顎二腹筋は前腹、後腹の2つに分かれています。前腹は、下顎骨ニ腹筋窩、後腹は側頭骨乳突切根から始まり、前腹、後腹ともは中間腱につきます。その主な働きは舌骨を引き上げ、下顎骨を下に下げます。

前腹

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出典:痛みの臨床に役立つ手技療法ASTR

後腹

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出典:痛みの臨床に役立つ手技療法ASTR

顎二腹筋の探し方、触れ方

顎二腹筋に触れるためには、舌骨の位置を把握しておく必要があります。
舌骨の探し方、触れ方
①のどぼとけを親指と人差し指で触り、そこから上へ指を滑らせると馬蹄の形をした舌骨に触れることができます。
②それが舌骨か確認するために、唾を飲み込むと一瞬舌骨が上に上がり触れなくなるため、それが目印になります。

顎二腹筋前腹の探し方、触れ方
①顎二腹筋前腹は舌骨の上方に位置しています。その部分を指で触れ、顎を引き下げるように動かすとその収縮を確認できます。

顎二腹筋後腹の探し方、触れ方
①顎二腹筋後腹は胸鎖乳突筋の上端のすぐ前から舌骨にかけて位置しています。その部分を指で触れ、顎を引き下げるように動かすとその収縮を確認できます。

顎二腹筋が緊張した時の症状

顎二腹筋に過緊張や硬さは、顎先の下の部分や顎の後ろの部分にあることが多く、胸鎖乳突筋や乳様突起(耳たぶのすぐ後ろの骨)に痛みを送ります。また下の前歯付近にも痛みを送ることがあります。また開口時に痛みが悪化しやすくなります。
食べ物を飲み込む時の痛みの原因にもなります。
顎二腹筋は舌骨の動きに関与しており、舌骨は嚥下にも関わることから、この筋肉の機能低下は嚥下運動に影響を与えます。
顎二腹筋は時に顎関節症の原因にもなる筋肉です。

顎二腹筋が緊張する原因

顎二腹筋が緊張する原因として、口呼吸を習慣的にしている方は過緊張状態や硬さが生じやすくなります。
アレルギーなどで鼻呼吸が困難な場合においてこの筋肉の収縮は過剰になりやすいです。
また顎二腹筋に限らず、首前面にある筋肉はむち打ち症で緊張してしまうことが多いです。

ほぐし方、緩め方

顎二腹筋前腹

①口を軽く閉じます。
②顎二腹筋前腹に押圧を加え、舌骨方向へ引き寄せ、保持します。

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③上を向き(頚椎伸展)ます。

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顎二腹筋後腹
右の場合

①口を軽く閉じます。
②顎二腹筋後腹に押圧を加え、舌骨方向、乳様突起方向にそれぞれ引き寄せ保持します。

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③首を左に倒し、さらに右に回します。

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関連する筋肉

顎の痛みに関連する筋肉として咬筋があります。

happyhealth.hatenablog.com

参考文献