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リハビリ専門職(作業療法士)の私が、肩こり、肩の痛み、腰痛、膝痛、骨盤トレーニングなど、「自分でできる」をキーワードに対策方法を伝授します。

過換気症候群における肩周囲筋の状態とその軽減方法

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今回は過換気症候群における肩周囲筋の状態に着目し、その軽減方法を筋肉を緩め、ほぐすという視点から探っていきます。

 過換気症候群における肩周囲筋の状態とその軽減方法

参考・引用文献

過換気症候群とは

精神的な不安によって過呼吸になり、その結果、手足や唇の痺れや動悸、目眩等の症状が引き起こされる心身症のひとつである。このとき血液がアルカリ性に傾き、呼吸性アルカローシスとなっている。過呼吸症候群と称されるが、一般に「過呼吸」と称されるものとの違いは原因が「精神的な不安」にあることであり、過呼吸症候群は呼吸を必要とする運動の後に起こるという点が異なるが、発症後の症状はほぼ同じである。

出典:Wikipedia

上記の説明のように、なんらかの精神的ストレスが引き金になり呼吸が増え、血液中の二酸化炭素が減少して血液がアルカリ性となり呼吸困難となる発作的な疾患です。
傾向としては几帳面、神経質、精神的なストレス耐性に弱い方が発症しやすいようです。

過換気症候群における肩周囲筋の状態

過換気症候群の患者の多くは、呼吸に関する金のアンバランスが平常時からあることで、効果的な呼吸を行いにくくなっている。すなわち、腹壁の緊張が強いと、腹圧が高まるために、呼吸時の横隔膜の収縮にも負担がかかる。的確な腹式呼吸ができないため、呼吸補助筋である僧帽筋・肩甲挙筋・胸鎖乳突筋・斜角筋を使って、上部胸郭の動きを利用した効率の悪い呼吸をすることになる。このときの浅い呼吸では、肺換気率が低いため、肺胞でのO2交換が十分に行われず、身体は呼吸回数を増やしてこれを補おうとする。

このように説明すると、読者は患者の姿勢がいかり肩になっていると考えるかもしれない。しかし、実際はなで肩の患者も多く、こういったケースで筋を触ると、短縮肥大はなく、筋がすじばって繊維化しているのがわかる。いずれにせよ胸郭全体の可動性が低下し、物理的にも呼吸の効率が悪くなってしまう。

出典:痛みの臨床に役立つ手技療法ASTR P72

 

このように過換気症候群の患者では、肩周囲筋が過剰使用される傾向にあり、筋の短縮、繊維化が胸郭全体の可動性低下を招いている可能性が示唆されています。

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短縮、繊維化の正常化と呼吸パターンの改善

上記の説明から、短縮、繊維化した筋肉の調整を行い、効率の良い呼吸パターンの獲得は、過換気症候群における症状の軽減の一助となる可能性が考えられます(医学的根拠はありません)。

患者自身が自分の身体に触れて行う治療法を用いることが、不安のコントロールにとても役立つ。誰しも、心の奥に隠された不安や葛藤を客観的に見つめることは難しいが、無意識の反応として起きた身体の緊張を感じることは、練習すればそれほど難しことではない。自分の身体に触れ、自ら治療することで、身体の変化を実感し安心を持つことができる。

出典:痛みの臨床に役立つ手技療法ASTR P72

このようなことからも、自分でできる肩周囲筋のほぐし方を用いることは有用性が高い可能性があります。

自分でできる肩周囲筋のほぐし方、緩め方

僧帽筋、肩甲挙筋、胸鎖乳突筋、斜角筋群、横隔膜のほぐし方が掲載されている記事がありますので、ご覧になってください。

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