読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

自分でできる体健やかブログ

リハビリ専門職(作業療法士)の私が、肩こり、肩の痛み、腰痛、膝痛、骨盤トレーニングなど、「自分でできる」をキーワードに対策方法を伝授します。

自分でできる胸、背中の痛み解消法!横隔膜のほぐし方、緩め方!

胸、背中の痛み解消法

【スポンサーリンク】

今回は横隔膜のほぐし方、緩め方を紹介していきます。

 目次

横隔膜ほぐし方、緩め方

横隔膜とは

横隔膜は、胸壁と腹腔の臓器を隔離する薄い筋で、最下位にある肋骨の内面周囲全体に付着する。安静時では、横隔膜は円蓋形になり、胸部の下部を膨らませる。息を吸う際、横隔膜は収縮して引き下がって平らになり、肺が膨らむよう胸腔内を陰圧にする。息を吐き出す際、横隔膜は通常リラックスする。深呼吸の場合は、横隔膜肋間筋が空気を吐き出すのを補助する。正しい呼吸のため、横隔膜を引き下げるために腸管を移動させてスペースをつくらなければならない。

誰でもできるトリガーポイントの探し方・治し方 P142

横隔膜の触り方、触れ方

横隔膜はを触るには、両手の指先を一番下(お腹側)の肋骨に縁に当て、お腹を引っ込めるようにし、そこから息を吐き出すと簡単に触れる(指が入り込んでいく)ことが可能です。

横隔膜が緊張した時の症状

横隔膜に過緊張や硬さがある場合には、横隔膜が付いている肋骨の底部の後ろ側(脇腹付近)や肋骨下部の前面に痛みを感じる場合があります。
呼吸の呼気の際に痛みが生じ、脇腹が痛くなったり、息切れ感を覚えることもあります。

横隔膜が緊張する原因

横隔膜が緊張する原因としては、激しい運動による連続した胸式呼吸や、不安感などが挙げられます。また肋間筋の場合と同様に胸部への外傷、胸部手術、長く続く慢性的な咳なども横隔膜を緊張させる要因になります。呼吸が苦しいと感じた場合には、横隔膜の過緊張が原因になっている場合が多くあります。
前傾姿勢を長く保つような作業、猫背なども横隔膜に負担をかけやすい姿勢になりますので注意が必要です。

ほぐし方、緩め方

①座って前屈み姿勢になります。または膝を曲げて仰向けに寝ます。
②指を一番下の肋骨(お腹側)に前から当て、掘り起こすように指を深く入れます。

f:id:happyhealth:20160702141225j:plain


③指は深くに入れたまま、お腹を引っ込めるようにしながら息を吐き出すことで、より横隔膜のストレッチ効果が得られます。

ポイント

猫背に代表されるような頭が前に出て体が前傾している姿勢は、横隔膜や肋間筋に問題を引き起こすことが多いです。このような姿勢の修正には、肩周囲のトレーニングや、胸周辺、横隔膜の筋の状態を調整することが近道になります。
普段から私たちが気をつけることができる習慣は、呼吸の際に腹式呼吸を行うことです。
呼吸がリラックスしてガス交換の効率が良くなると、心肺機能だけではなく免疫系への良い作用も期待できます。
横隔膜は過換気症候群にも関与していると考えられています。

happyhealth.hatenablog.com

参考文献