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リハビリ専門職(作業療法士)の私が、肩こり、肩の痛み、腰痛、膝痛、骨盤トレーニングなど、「自分でできる」をキーワードに対策方法を伝授します。

自分でできる肘、手首の痛み解消法!長・短橈側手根伸筋のほぐし方、緩め方!

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今回は長等側手根伸筋、短橈側手根伸筋のほぐし方、緩め方を紹介します。

 目次

長・短橈側手根伸筋のほぐし方、緩め方

参考文献

長橈側手根伸筋、短橈側手根伸筋とは

長橈側手根伸筋は上腕骨外側上顆までの外側上顆稜からはじまり、人差し指の中手骨についています。
長橈側手根伸筋は手首の背屈(反る動き)、橈屈(手首を親指側に横に倒す)に作用し、肘関節を曲げる作用もあります。
短橈側手根伸筋は上腕骨外側上顆、外側側副靭帯、橈骨輪状靭帯からはじまり、中指の中手骨についています。
短橈側手根伸筋は手首の背屈(反る動き)、橈屈(手首を親指側に横に倒す)に作用しますが、長橈側手根伸筋に比べると橈屈力は弱くなっています(長橈側手根伸筋の方が人差し指側に筋肉がついているため)。

 

長・短橈側手根伸筋の探し方、触れ方

長橈側手根伸筋

①前腕回内位(手のひらを下を向いた状態)で腕をテーブルの上に乗せます。人差し指が上腕骨の外側上顆稜(小指側の肘)にむけてまっすぐ近づくように手首をそらします。その時に人差し指側の前腕に長橈側手根伸筋腱の収縮をたどっていきます。

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短橈側手根伸筋

②前腕回内位(手のひらを下を向いた状態)で腕をテーブルの上に乗せます。中指が上腕骨の外側上顆(小指側の肘)にむけてまっすぐ近づくように手首をそらします。その時に中指側の前腕に短橈側手根伸筋腱の収縮をたどっていきます。
一人で確認する際には短橈側手根伸筋は判別困難かもしれません。
パートナーがいる場合には、長橈側手根伸筋であれば人差し指の中手骨に抵抗をかけながら触知し、短橈側手根伸筋であれば中指の中手骨に抵抗をかけながら触知するとわかりやすくなると思います。

これらの筋をほぐす場合には同じような位置についているため、おおまかな位置を把握していることが大事であると思われます。

長・短橈側手根伸筋が緊張した時の症状

長・短橈側手根伸筋が過緊張になったり、硬さがあると、テニス肘(上腕骨外側上顆炎)の主な原因となりますが、最も関わっているのは外側上顆に付着をもつ短橈側手根伸筋です。テニス肘の治療として、短橈側手根伸筋の個別ストレッチは効果的であると言われています。
これらの筋の緊張は、前腕の外側や手首や指の背側に痛みを送ります。また前腕の張り感や灼熱感、疼き感などとしても症状が出現することもあります。
手首用のサポーターはこれらの筋の負担を軽減することができますが、場合によっては筋を過剰固定することになり問題を悪化させることもあります。作業中の負担のかかる手首の位置の修正と、筋肉へのストレッチ等の処置により改善可能になります。

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ほぐし方、緩め方

右長・短橈側手根伸筋の場合

①手首、指を伸ばします。

②長・短橈側手根伸筋に押圧を加え、近位(肘側)あるいは遠位(手首側)に引き寄せます。

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③手首、指を曲げます。

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ポイント

筋の硬さや緊張が肘側に近ければ肘の動きを加えても良いです。また筋の硬さや緊張が手首側に近いなら指の動きを利用して行うとよいです。
筋腹に対してストレッチを行う場合、筋腹を横方向に引き寄せ、その反対側に腕を回せば(手のひらを上向き、下向きにする動き)、しっかりと筋を伸張できます。

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参考文献