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自分でできる体健やかブログ

リハビリ専門職(作業療法士)の私が、肩こり、肩の痛み、腰痛、膝痛、骨盤トレーニングなど、「自分でできる」をキーワードに対策方法を伝授します。

自分でできる円回内筋のほぐし方、緩め方!

前腕の痛み解消法

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円回内筋に過緊張や硬さがあると、前腕から手にかけて痛みが広がったり、前骨間神経の圧迫による神経障害が生じることもあります。今回は円回内筋のほぐし方、緩め方を紹介します。

 目次

円回内筋のほぐし方、緩め方

円回内筋とは

円回内筋は尺骨頭、内側上顆から始まり、前腕の内側を斜め方向に通り、橈骨の中央付近についています。
円回内筋の作用は前腕の回内(手のひらを下に向ける)、肘関節の屈曲になります。前腕の回内には方形回内筋という橈骨と尺骨を手首付近でまたぐ筋も関与しています。

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出典:痛みの臨床に役立つ手技療法ASTR

円回内筋が緊張した時の症状

円回内筋が緊張すると、前腕から手にかけて広範囲に痛みが広がりますが、特に手首の親指側や親指の付け根、前腕の内側に痛みが広がりやすいです。
円回内筋に硬さがあると筋肉が正中神経を圧迫する原因にもなり、これは手根管症候群と勘違いされることもあります(手根管症候群は親指から薬指の親指側のしびれ感、親指の付け根の筋が萎縮し細かいものをつまみにくくなるなどの症状があります)。

円回内筋が緊張する原因

円回内筋が緊張する原因として、第一には強い回内動作の反復を伴うスポーツや仕事の習慣的動作が挙げられます。テニスのフォアハンドで強いスピンをかける場合には強い回内を伴う手首の動きが必要になります。
ちなみにテニスではバックハンドの際に負荷がかかることによるテニス肘(外側上炎)というものもあります。肘のしびれ感を感じる場合には円回内筋が関与している可能性が高くなります。
ボーリングの際に回外(手のひらを上に向ける)から回内して投げる投球方法も回内筋に強い負荷をかけてしまいます。
他にも小さなノートパソコンなどでキーボードをタッチしていると前腕は常に回内位に強いられることにもなるため、持続的に負荷がかかっている状態になります。

円回内筋の触り方

円回内筋に触れるには前腕を出来うる限り回内(手のひらを下に向ける)させることでその収縮による膨らみを感じることができます。
ちなみに方形回内筋は脈をとる時に指を添える位置(橈骨動脈)に指を置き、前腕を回内させることで触れることが可能です。

ほぐし方、緩め方

右円回内筋の場合

①右の肘を曲げ、回内(手のひらを下に向けます)させます。
②円回内筋に押圧を加え、肘の内側方向(近位・尺側)、またはその反対方向(遠位・橈側)に引き寄せます。

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③右肘を伸ばしながら回外(手のひらを上に向ける)させます。

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参考文献