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自分でできる体健やかブログ

リハビリ専門職(作業療法士)の私が、肩こり、肩の痛み、腰痛、膝痛、骨盤トレーニングなど、「自分でできる」をキーワードに対策方法を伝授します。

低周波治療器の知識と肩こりがラクになるオススメ使用方法

肩こり解消法

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低周波治療器はコンパクトで街の家電量販店でも購入できます。
今回この低周波治療器を、肩こり解消のグッズとして紹介しようと思います。
そして、低周波治療器の正しい知識と使いかたを知っておけば、必ず肩こり解消に役立ちます。


ちなみに私は低周波治療器を3,000円程度で購入し、肩こりが辛い時に使用しています。

肩こり解消に効く低周波治療器の知識

低周波治電気とは

低周波治療器を知るには、まず低周波電気とは何かを知る必要があります。
人の体には、心臓、脳、筋肉など様々な部分に自分では感じることのない非常に弱い低周波電気が流れています。この低周波電気のことを「生体電気」呼び、体の正常な機能を維持していく上ではかかせないものとなっています。

この生体電気に異常が起こってくると、身体のあらゆる部分に異常が起こってくるのです。

低周波治療のメカニズム

低周波電気(電流は)+極から入り−極に流れる性質があります。
一般的に+極には神経を興奮させることにより麻痺した神経や筋肉の働きを活性化させる作用があります。
一般的に−極には神経の働きを抑える鎮痛作用があります。

周波数の違いとその効果

周波数とは、1秒間に何回電気が加わるかを示す値で、Hz(ヘルツ)という値を用います。例えば1秒間に3回電気刺激が加わる場合は3Hzとなります。
一般的に、低い周波数では慢性的なこりやしびれの症状に有効とされており、痛みを抑える物質の分泌や、血行を促進する効果が期待できます。
高い周波数では急性期の痛みに有効で、痛みの伝達を即時的に遮断する効果が期待できます。

低周波治療の仕組み

低周波の電気刺激が筋肉に流れると、筋肉の収縮と弛緩作用が起きます。筋肉が収縮弛緩することにより筋肉はポンプのように動き、弛緩した時に血液が送り込まれ、収縮した時には老廃物を含む血液が送り出されます。この働きが繰り返し起こることで、血液循環が良くなり血行が良くなっていきます。
また痛みのある部位に低周波電気が流れると、痛みの伝達機能に働きかけ、脳に痛みが伝わりにくくなるといわれています。

肩こり解消に効く、低周波治療器の使いかた。

私が使用している低周波治療器

オムロンのエルパレスHV–F125です。
機能がシンプルで強さ調整も簡単です。
脳卒中片麻痺がある方への運動麻痺改善にも利用しています(脳卒中の方は医師の指示を仰いでください)。

肩こりに対する低周波治療器使用の利点

私が低周波治療器の優れていると感じる点は、筋肉の収縮と弛緩を繰り返せる点にあると考えています。筋肉は収縮と弛緩(筋肉が一番短くなることと一番短くなること)を繰り返すことで勝手にその緊張から緩んでくれる作用があるからです。
低周波治療器を使用すると最大の収縮位置と弛緩位置に持っていくことはできないですが、ある程度の収縮弛緩位置を繰り返すことで緊張の軽減が期待できます。
また低周波治療器は基本的にパッドを装着しているだけで良いので、動く気もおきないくらいに辛い時などにはもってこいのグッズだと思います。
寝ながら、テレビを見ながら、音楽を聴きながら…リラックスしながら筋肉の緊張をコントロールできる点においても優れている点になります。

肩こり解消のための低周波治療器の使いかた(設定編)

エルパレスHV–F125を想定した説明になります。
モードは「おす」、強さは8〜10(使用する人により感じ方が異なるので、痛みのない、嫌な感じがない範囲で、筋肉が縮んで緩まることを感じられる強さにしてください)。「おす」モードは、筋肉の収縮時間を長くできることが特徴になります。時間は15分程度がオススメです。

肩こり解消のための低周波治療器の使いかた(パッド装着部位編)

基本的に背骨を中心にして左右対象に貼り付けます。
今回、低周波のパッドが張りやすく、かつ肩こりの原因になりやすい部位を取り上げ説明していきたいと思います。
僧帽筋

肩こりにおいてもっともポピュラーな部位です。僧帽筋の詳しい説明、自分ででできるほぐし方はこちらをご参照ください。

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(出典:誰でもできるトリガーポイントの探し方・治し方)

②棘下筋

この筋肉が緊張していると肩関節回旋の動きに制限が出ることがあります。棘下筋の詳しい説明、自分でできるほぐし方はこちらをご参照ください。

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(出典:誰でもできるトリガーポイントの探し方・治し方)

③肩甲挙筋

肩甲骨を吊り下げている筋肉であり、肩こりの原因になりやすい筋肉です。肩甲挙筋の詳しい説明、自分でできるほぐし方はこちらをご参照ください。

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(出典:誰でもできるトリガーポイントの探し方・治し方)

④大胸筋

この筋肉の緊張は猫背の原因となりやすいです。猫背になると肩周囲の筋肉に負担がかかり肩こりの原因となります。大胸筋の詳しい説明、自分でできるほぐし方はこちらをご参照ください。

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まとめ

肩こりに対する低周波治療器使用の利点は、筋肉の収縮弛緩を繰り返す中で筋肉の緊張を調整できることにあります。
低周波治療器の設定として、「おす」モード、強さは8〜10、時間は一つの筋肉に対し15分程度です。
パッドの貼り付け部位は背骨を中心にして左右対称に貼り付けます。
筋肉は「僧帽筋」「棘下筋」「肩甲挙筋」「大胸筋」になります。