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自分でできる体健やかブログ

リハビリ専門職(作業療法士)の私が、肩こり、肩の痛み、腰痛、膝痛、骨盤トレーニングなど、「自分でできる」をキーワードに対策方法を伝授します。

上肢運動麻痺に対するリハビリテーションに向けてー到達・把握・操作運動の神経機構ー

上肢運動は主に到達・操作から成り立ちます。上肢運動麻痺のリハビリテーションではこれらの要素を再獲得させることが目的となり、その神経機構や、それに基づくリハビリテーションを行うことが重要だといえます。今回、上肢運動麻痺に対するリハビリテーシ…

運動麻痺に対するリハビリテーションと運動学習の神経機構ー認知・注意・記憶・イメージの用い方ー

脳卒中片麻痺者のリハビリテーションでは、運動の異常要素の改善を目的として行いますが、その回復は脳の可塑的変化と捉えることができ、これは病的状態からの学習とも捉えることができます。脳の可塑的変化を促していくためには、運動学習理論に基づいたア…

脳卒中片麻痺における「痙性麻痺」4つの症状とニューロリハビリテーションの考え方

脳卒中片麻痺のリハビリテーションでは、痙性麻痺という運動の異常要素にアプローチすることになります。痙性麻痺には4つの症状があり、「伸張反射の異常」「異常な連合反応」「共同運動パターン」「運動単位の動員異常」からなっています。この症状を理解…

コース立方体テスト(目的、方法、IQ算出、結果の解釈)と、頭頂葉・後頭葉、前頭葉領域障害による取り組み方の違い

コース立方体テストは、構成障害の程度を評価する際に用いられますが、元々は一般知能(知的の全ての課題に影響する因子)を測定する検査になります。今回、コース立方体テストの結果の解釈と、脳の各領域別の取り組み方の違いについて、文献を参考にしなが…

自動車運転に必要な高次脳機能

自動車の運転には、身体機能、視覚機能に加えて、高次脳機能も適切に働くことが必要になります。脳卒中などにより障害が生ずると、これらの機能低下が起こり、運転に支障が出ることがあります。特に高次脳機能障害は目に見えずらい障害であり、リスクも見落…

脳卒中障害者の自動車運転再開と医師診断書

何らかの病気により障害を持つと、運転再開時に医師診断書が必要となる場合があります。診断書では医学的問題や身体機能、失語症などの状況を踏まえて診断がなされます。今回、脳卒中障害者の自動車運転再開と医師診断書について、文献を参考にしながらまと…

認知症と自動車運転についてー運転の中断と薬物治療、疾患特性と交通事故ー

認知症者と自動車運転においては、最近では交通事故の報道をよく目にするようになっています。認知症者の運転を中止させようとアプローチしても、なかなか実現が難しい現状にあるように感じています。そこで今回は、認知症者と自動車運転について、薬物治療…

リハビリとしての塗り絵の効果的な活用法

塗り絵は分野を問わず様々なリハビリテーション場面に取り入れられています。また健康な方でも塗り絵を趣味として行う場合もあり、老若男女問わず愛されている作業活動といえます。リハビリテーションの場面ではただ単に塗り絵を行えばよいというわけではな…

転倒予防に向けてのリスクコミュニケーション

リハビリテーションでは、対象者の生活に関するリスクの評価を行い、その対応方法を考えていきます。リスク判断が専門家、対象者ともに適切であれば良いのですがリスク判断にズレが生じたりすると事故や損害に結びつくことが考えられます。今回、生活リスク…

上肢筋力向上、分離運動促進のためのサンディング作業の筋活動とその設定

作業療法ではサンディングを用いて上肢の筋力向上や片麻痺における上肢分離運動の促進を図ることがあります。サンディングは台の傾斜角の設定などにより、主に作用する筋活動に差があり、どの角度で、どの程度の負荷をかけ実施してもらうかを設定することが…

リハビリテーションにおける視機能検査の概要と方法

リハビリテーションにおいて視野欠損、眼球運動の障害など、視機能に関する知識や検査方法は、ついつい後回しになりがちとなります。そこで今回、視機能に関する知識と、その検査方法について、文献を参考にしながらまとめていきたいと思います。

利き手交換としての書字訓練における作業療法の工夫

脳卒中などで利き手が麻痺した場合には、その障害程度に応じて利き手交換が必要になります。その際、本人の希望や心理状態を把握しながら、しっかりとしたオリエンテーションが必要になります。書字訓練を行う際の作業療法アプローチは様々なものがあり、患…

上肢のFugl-Meyer testの概要と実施における注意点

Fugl-Meyer test(フーゲルメイヤーテスト)は、脳卒中後の片麻痺者における身体活動能力を評価する方法です。このテストは標準化されており、リハビリテーションアプローチの戦略やその効果判定に用いることが可能です。しかし、実施には知識の整理と実施方…

片麻痺の上肢の評価とアクティビティを用いたリハビリ

脳卒中片麻痺者では、中枢神経麻痺は質的変化(パターン)として捉えられることが多いすが、中枢神経麻痺にも量的変化(筋力)として捉えることも必要になります。また片麻痺者の上肢機能評価には様々なものがあり、どのように上肢機能評価を行っていくかは…

作業療法士でもわかる歩行のバイオメカニクス!歩行と股関節周囲筋の作用!

歩行において、股関節の作用は重要です。立脚期、遊脚期、体幹の安定性など、様々な場面で股関節周囲筋の働きによって歩行は制御されています。今回歩行における、股関節の様々な役割について、文献を参考にまとめていきたいと思います。

作業療法士でもわかる歩行のバイオメカニクス!Forefoot Rockerの役割!

Forefoot Rockerは立脚後期に形成されます。立脚後期では身体の回転軸が足関節から足のMP関節に移動しますが、このときには腓腹筋の強力な筋力が必要となります。今回、Forefoot Rockerのバイオメカニクスについて、文献を参考にしながらまとめていきたいと…

作業療法士でもわかる歩行のバイオメカニクス!Ankle Rockerの役割!

Ankle Rockerは立脚中期における、足関節を中心とした重心が前方回転する時期です。この時期では、重心が最高点に到達する時点を境にして、前半部分と後半部分で役割が違ってきます。今回Ankle Rockerについて、文献を参考にしながらまとめていきたいと思い…

作業療法士でもわかる歩行のバイオメカニクス!Heel Rockerの役割!

歩行では、重心のなめらかな移動が不可欠ですが、それを実現するために「立脚期におけるロッカー機能」があります。健常者の歩行では3つのロッカー機能があるといわれており、今回は立脚初期に働くHeel(踵)Rockerの役割について、文献を参考にしながらま…

作業療法士でもわかる歩行のバイオメカニクス!エネルギー消費編!

作業療法士でも歩行について詳しくなりたい!と思い、歩行の勉強を始めることにしました。まずは、歩行の基礎となるメカニズムを知ることで、評価や訓練の一助となるようにしていきたいと思います。

脳卒中片麻痺者の肩関節亜脱臼予防とリハビリテーションについて

脳卒中片麻痺者では、しばしば肩関節亜脱臼が見られることがあります。亜脱臼と肩の痛みについては、亜脱臼がある方全てが痛みを伴うわけではありませんが、痛みとの関連性はあるため、その予防とリハビリテーションが重要になります。今回、方関節亜脱臼予…

脳卒中片麻痺の肩の痛みとリハビリテーションの実際

脳卒中後の肩の痛みがあると、ADLや様々な動作において困難さが生じる可能性があります。脳卒中片麻痺者の肩の痛みの発生のメカニズムははっきりとした結論が出ていません。今回、文献を参考にしながら、肩の痛みの原因として考えられる要因と、その軽減に向…

Trail Making Test(TMT)の理解と正しい実施方法、解釈に向けて

注意機能や遂行機能障害の検査としてよく使用されるものにTrail Making Test(TMT)があります。TMTは簡単に実施できる検査ではありますが、正しい方法や間違ったときの修正方法など、意外に知られていないこともあります。そこで今回、TMTの理解と実施方法…

迷路性眼球反射による促通法による外眼筋麻痺へのリハビリテーション(半盲、複視を含む)

脳卒中では、半盲や複視が生じることがあります。半盲は視神経が半交叉することにより起こるもので、視野が狭くなると日常生活上で様々な困難さが生じます。今回、迷路性眼球反射促通法を用いた外眼筋麻痺へのリハビリテーションについて、文献を参考にまと…

簡易装具(母指対立位)を用いた脳卒中片麻痺のつまみ動作訓練!

脳卒中片麻痺患者の上肢訓練において、より実用的な上肢機能を獲得していく上で、手指による物品操作を用いながらの複合的な動きを行うことが有効だと考えています。しかし、手指屈曲は可能だが伸展が不可能な場合や、母指の動きが悪く示指との対立位が取れ…

注意障害の理解とリハビリテーションに向けての評価

注意機能には様々な役割があり、それぞれが複雑な制御によって機能し合い、日常生活動作の遂行を可能にしています。今回、注意障害の理解とリハビリテーションに向けての評価について、文献を参考にまとめていきたいと思います。

自分でできる脳卒中片麻痺の杖歩行訓練のコツ

脳卒中片麻痺の杖歩行においては、ちょっとしたコツを知っておくだけで、自主練習の際に効果的に訓練を行えます。そこで今回、文献を参考にしながら杖歩行訓練のコツをお伝えしようと思います。

脳卒中における感覚障害の特徴とADL、iADL障害の関係

脳卒中などの脳血管障害による感覚障害では、識別知覚(2点識別覚や形態の識別など)のような難易度の高い感覚が障害されやすく、また異常知覚があると感覚障害は重度になりやすく、異常知覚により識別知覚が障害されやすいという特徴があります。今回、こ…

自分でできる棒体操!大胸筋の最も効果的な鍛え方(ストレッチ)!

棒体操は、リハビリでも取り入れらている簡単で誰もが導入しやすい体操です。棒を持ち、腕を上に上げると、胸も開き姿勢が良くなると指導された経験もあるかもしれません。これは大胸筋のストレッチを含みますが、今回は、棒体操における大胸筋の最も効果的…

脳卒中による複視のリハビリテーション

複視はものが2つに見える症状であり、単眼複視と両眼複視の2種類があります。単眼複視は片目で見たときに起こる症状で乱視、白内障などで起こります。一方、両眼複視は両眼で見たときに起こる症状で、眼筋麻痺により左右の視線が一致しないことで起こりま…

異常知覚(感覚)のリハビリテーション:減感法

脳血管障害において異常知覚(感覚)はよく見られ、その不快感により手の使用を避けるようなこともあります。今回、異常知覚の概念とそのリハビリテーションについて、文献を参考にまとめていきたいと思います。

高次脳機能障害の評価*Rey複雑図形検査の実施と結果の解釈に向けて

Rey複雑図形検査(Rey-Osterrieth Complex Figure Test(ROCFT))は、脳損傷患者の視空間知覚・構成機能と非言語性視覚記憶を測定するために、スイスのRey(1941)によって開発された検査です。標準化検査として整備したのはベルギーのOsterriethになります…

感覚障害のリハビリテーション:物体移動の障害の評価と訓練

上肢の感覚障害があると、手に把持した物体を移動しようした際、手からその物品を落としてしまうというようなことが観察されます。今回、このような物体移動の困難さに対するリハビリテーションの考え方と訓練方法について、文献を参考にまとめていこうと思…

中枢神経疾患の感覚障害に対するリハビリテーション〜アクティブタッチの視点〜

中枢神経疾患に対する感覚のリハビリテーションにおいて、アクティブタッチの考え方は重要になります。今回、アクティブタッチを中心に、感覚障害のリハビリテーションについて、文献を参考にまとめていきたいと思います。

把握動作の障害〜物体の把持力の維持、調整のメカニズムと回復への指針〜

把握動作の障害では、持っているものを落としてしまったり、変形しやすいものや壊れやすいものを常に力を入れすぎて把握してしまったりするということが観察されます。今回、物体の把持力の維持と調整のメカニズムと、リハビリの指針について、文献を参考に…

手の実用的使用のための2点識別の理解と検査

2点識別は手を実用的に使用するために重要な役割を果たしています。末梢神経損傷、中枢性疾患ともに2点識別覚を検査することは重要な意味があります。今回、2点識別覚の理解とその検査方法について、文献を参考にしながらまとめていきたいと思います。

触覚(局在)の理解と検査方法

触覚の閾値の検査が良好な成績であっても、刺激部位を正確に定位できなければ、触覚を最適に使用できません。今回は、触覚(局在)の理解とその検査方法について、文献を参考にまとめていきたいと思います。

動的触覚(閾値)の検査方法の理解

今回は、動的触覚の検査の意義、検査方法、注意点などについて、文献を参考にまとめていきたいと思います。

脳卒中における感覚障害と伝導路

脳卒中では中枢神経性(大脳、脳幹部)の感覚障害が現れますが、その理解には感覚の伝導路を知っておくことが大切です。それはどの部分に損傷を受けたかによって、障害を受ける感覚に違いがあるためです。今回、中枢神経性の感覚障害の特徴と、感覚伝導路に…

固有感覚障害のスクリーニング検査:母指探し試験

以前、知覚障害のスクニーリング検査としてMobergピックアップ検査を紹介しました(詳しくはこちらから)。その中で観察を通し、「手の到達」「物体の移動」に問題がある場合、母指探し試験を行い、固有感覚のスクリーニングを行うことが推奨されます。今回…

熱傷や外傷を防ぐ!防御知覚の障害と患者指導

痛覚や温度覚は防御知覚とも呼ばれており、普段の生活で熱傷などを受けないようにしてくれています。防御知覚の低下は熱傷や外傷を招く恐れがあるため、患者指導をしっかりと行うことが重要です。今回、防御知覚の仕組みとその障害、患者指導に関して、文献…

静的触覚(閾値)の検査方法の理解

今回は静的触覚の検査を行う意義、検査方法、注意点などを文献を参考にまとめていきたいと思います。

知覚(触覚)障害による手のフォームの障害と改善のためのリハビリテーション

物を操作するには物の形状に合わせ、最適で効率的な手のフォームを作る必要があります。知覚障害があると、手のフォームをうまく作れず、そのためにうまく動作が行えないということがよく観察されます。今回、知覚障害による手のフォームの障害と、その改善…

手の触覚障害に対するリハビリテーション

手の知覚機能を評価し、リハビリテーションへと進めていく上では、「感覚鈍麻」などという結果だけからでは何もわかりません。知覚改善のためには、知覚が運動や動作にどのように影響しているかを把握することが大切です。今回、手の触覚障害に対するリハビ…

手の浮腫の評価、リハビリテーションと自分でできる軽減法

以前の記事で書きましたが、浮腫は手のアーチを崩す要因となり、浮腫の軽減はリハビリテーションにおいて重要です。今回、浮腫の評価方法と、そのリハビリテーション、また自分でできる軽減法について、文献を参考にまとめていきたいと思います。

握り(把握)動作の種類と特徴ー解剖・運動学的視点からー

握り(把握)動作は日常生活上の様々な活動に活躍しています。単に手指を屈曲するだけでなくて、対象物の形状に合わせて把持力を調整しながら効率的で最適な運動が行われています。今回、握り動作を解剖・運動学的視点から、文献を参考にまとめていこうと思…

腰に手を回すと痛い!結帯動作の制限因子と評価

結帯動作の制限があると、女性の場合下着の着脱などが行いにくくなったり、トイレの際、後始末が行いにくくなったりします。今回、結帯動作に関する知識とその評価方法、リハビリテーションの考え方を、文献を参考にしながらまとめていきたいと思います。

巧緻動作障害に対するリハビリテーションの実際

巧緻障害の捉え方とリハビリテーションの考え方について、調べる機会があったので、文献を参考に知識の整理を行いたいと思います。

手の知覚の役割と機能

最近、手の知覚機能の役割を正しく答えられますか?という疑問に対して、曖昧な答えしかできない自分がいました。そこで、知覚の役割とその機能について、文献を参考にしながらまとめていきたいと思います。ほんとに奥深いです、知覚!

障害を有する方の自動車運転に関する補助制度の紹介

私は「運転すんの会せんの会」という、和歌山県における自動車運転再開の為のリハビリテーションの組織に所属しています。その中で、障害を有する方(主に身体障害)の自動車運転に関する補助制度を調べる機会がありました。今回、その制度を紹介していきた…

脳卒中における上肢挙上機能(90度以上)の強化ー筋出力向上を目的にー

以前、脳卒中における上肢挙上機能(90度まで)の筋出力の強化方法を記事にしました。今回、上肢を90度以上挙するために必要な要素と、その強化方法を筋出力を中心として、文献を参考にまとめていきたいと思います。リハビリの参考になれば幸いです。